ーー 量子コンピュータ --

 

 

2020/08/21

 

IBMが量子ボリューム64を達成、ソフトウェア技術で現行の27量子ビットシステムを改善

https://it.impress.co.jp/articles/-/20264

 IBMは、量子ゲート型の量子コンピュータシステム「IBM Q」(写真1)を開発し、クラウドサービスとして提供している。20207月時点で、同社が保有する最も高速なコンピュータは量子ビットが53ビットで、量子コンピュータの性能指標である量子ボリュームの値は32だった。

 今回、新しいソフトウェア技術を組み合わせて量子コンピュータの全体的な性能を改善し、27量子ビットのシステムのうちの1台をアップグレードした。これにより、これまでの2倍となる、量子ボリューム64を達成した。ITLeaders

 

 

2020/08/15

 

Amazonが量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」の一般提供を開始

https://gigazine.net/news/20200814-aws-general-availability-amazon-braket/

 Amazonのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」が、量子コンピューティングの研究・開発環境をサポートするフルマネージシステム「Amazon Braket」の一般提供を開始しました。今後は一般の研究開発者も、Amazon Braket開発ツールやシミュレーター、量子ハードウェアセットを活用して量子コンピューティングの研究を体験できます。(Gigazine)

 

2020/08/08

 

最良の語り手による「量子コンピュータ」解説の決定版

https://books.j-cast.com/2020/08/07012495.html

 量子コンピュータが最先端の科学技術ニュースとして取り上げられる機会が増えてきた。でも、量子コンピュータっていったい何なの? 普通のコンピュータとはどう違うの? と疑問に思っている人が圧倒的に多いだろう。本書『量子コンピュータが本当にわかる!』(技術評論社、武田俊太郎著)は最前線で、量子コンピュータ開発に取り組む若手研究者が、その仕組みや開発の状況を丁寧に解説している。著者は東大大学院工学系研究科准教授で量子光学・量子情報科学が専門のこの分野の第一人者。最良の語り手といえるだろう。BOOKウオッチ)

 

2020/08/04

 

東大、量子コンピューティングの社会実装の加速を目指す協議会を設立

https://news.mynavi.jp/article/20200803-1191000/

 東京大学(東大)730日、実現が急速に近づいている量子コンピュータを中心とする量子技術について、日本の産学のさまざまな知見を集結させ、量子コンピューティングのためのエコシステムの構築を世界に先駆けて、日本独自の形で構築することを目的とした「量子イノベーションイニシアティブ協議会(QII協議会)」を設立したことを発表した。

 QII協議会が活用するのは主に米国のIBMの商用量子コンピュータ「IBM Q System One」ならびに、2021年に日本に設置される予定の「IBM Q System One」。米国、ドイツに次ぐ3番目の設置国となり、アジアでは初。日本国内で量子コンピュータにアクセスすることが可能となるという。(マイナビニュース)

 

2020/08/01

 

SFだった‘量子コンピュータ’は、もう実現している。アルゴリズムで勝負する気鋭の研究者の現在地。

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/feature/2020/specialite_002_1

 2019年は歴史的な年になった。量子コンピュータが古典コンピュータの計算速度を超える「量子超越」を達成したとする論文が10月、米Google社(グーグル)から発表された。スーパーコンピュータでは1万年かかる計算が、グーグルの53量子ビットのマシンなら200秒で済む、ことを実証した、という内容だ。
  2つのコンピュータが競い合ったのは、量子コンピュータの回路を用いてランダムなビット列を出力する作業を、スパコンでシミュレーションするという、量子の「ホームグラウンド」での戦い。実用上無意味な計算に勝利したに過ぎない。グーグルのライバルであるIBMは直後に「スパコンでも2.5日で終えられる」と反論した。それでも、量子コンピュータが特定分野で古典コンピュータを打ち負かした意味は大きい。今後、量子コンピュータの大規模化が進めば、両者の差は指数関数的に広がっていく。
  この論文がネイチャー誌に掲載されるのに先立ち、藤井教授は世界で3人しかいない査読者(レビュワー)の1人に選ばれた。「いずれ通過しなければならないフェーズではあるが、いよいよこういう時代がやってきた」という実感と同時に、「誰もが
知りたい論文が、いち早く僕に送られてきたことがうれしかった」という高揚感もあった。(大阪大学)

 

2020/07/19

 

次世代暗号技術「量子暗号通信」大規模開発プロジェクト始動へ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200714/k10012513511000.html

 インターネットなどではさまざまなデータが暗号化されて通信されていますが、計算能力がスーパーコンピューターをはるかに超える量子コンピューターが本格的に使われると今の暗号は簡単に解読されるおそれがあることから、次世代の暗号技術「量子暗号通信」の開発が世界的に加速しています。

 関係者によりますと、東芝やNEC、三菱電機のほか、東京大学、国の情報通信研究機構といった、12企業や大学などが参加する量子暗号通信の大がかりな開発プロジェクトが、今月始まることが分かりました。NHK

 

2020/07/07

 

数年後に古典コンピュータを超える量子コンピュータ、IBMは事業化に舵を切る

https://news.yahoo.co.jp/articles/d764e298f6577b7d6bcd6cde0197f0138379102e

 日本IBM202073日、オンラインで会見を開き、量子コンピュータに関する取り組みの最新状況について説明した。IBM1970年代から研究を続けてきた量子コンピュータの現在の開発状況や、日本での事業展開、今後の実用化に向けた取り組みなどについて紹介するとともに、「量子コンピュータのビジネス化が既に始まっている」ことなどを訴えた。

 IBM1970年代に量子コンピュータの研究を開始した。そのころはまだ理論研究にすぎなかったが、2000年代に入って量子効果を制御する技術が実現されたことにより、量子コンピュータの開発に向けた取り組みを加速。2016年にはゲート型量子コンピュータの開発にこぎつけ、クラウドを通して世界中の研究者に向けて公開した。以降、毎年量子コンピュータの性能向上を実現しており、20201月には量子コンピュータの性能指標である量子ボリューム(Quantum Volume)で32を達成したシステムを発表している。(MONOist)

 

2020/06/19

ハネウェル、量子コンピューターの成果示す--「世界で最も高性能」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e025d7252726033cc9ce650de84f5e6412d7c138

 Honeywell Internationalは米国時間618日、注目されている指標で、IBMのマシンを打ち負かすほどに量子コンピューターの性能を向上させていると説明した。Honeywellは、「世界で最も高性能」な量子コンピューターを開発していると述べている。この成果により、同社のマシンは少なくとも当面の間、その座を維持するかもしれない。

 量子コンピューティングは、「従来型」の通常のコンピューターでは事実上、解決が不可能な問題を解決できると期待されている。現在のところ、量子コンピューターの多くは難しい研究プロジェクトという位置づけで、Googleが「量子超越性」を実証して従来のコンピューター技術を大幅に上回ったと主張しているにすぎないかもしれない。CNET

 

2020/05/21

マイクロソフトが量子計算機プラットフォームを限定プレビュー

https://jp.techcrunch.com/2020/05/20/2020-05-19-microsofts-quantum-computing-platform-is-now-in-limited-preview/

 米国時間519日、Microsoft(マイクロソフト)はパートナー主体の量子コンピューティングプラットフォームであるAzure Quantumの限定プレビューを、量子コンピューティングの利用を開始したいと考えているデベロッパーに対して開始したと発表した。

 現段階では、ほとんどのビジネスにとって、まだ量子コンピューティングは文字通り不可欠な機能とはいえない。しかし物事が速く移り変わること、そして数年以内にこの技術が成熟したときにそれがどれほど強力なものになるかを考えると、着手すべき時は今だと多くの専門家が指摘している。特に量子コンピューティングと従来のコンピューティングとの違いを考慮し、デベロッパーが実際に開発するのにかかる時間を考えればなおさらだ。(TechCrunch)

 

2020/05/11

 

*IBMMSAWSが門戸を開く量子コンピュータ、なぜ金融機関に有効なのか?

https://www.sbbit.jp/article/fj/37931

 現在、日本を含め全世界的に量子コンピュータが流行っており、世界中のベンチャー企業が同じ土俵で戦っている。注目すべきはここにきて、IBMMSAWSが一般ユーザーに対し、広く門戸を開き始めたことだという。本稿では数々のプロジェクトを手掛けてきたMDRの代表取締役である湊 雄一郎 氏が量子コンピュータの現在と課題、未来、そして金融機関での活用法について解説する。(ビジネス+IT

 

2020/05/05

東芝の量子暗号通信に期待! ハッキング不可能なトランザクションの実現近し

https://www.zaikei.co.jp/article/20200504/564862.html

 東芝は30年前から、いち早く量子暗号通信の基礎研究に取り掛かってきた。2000年に単一光子検出器を完成させ、これによって量子暗号キーをビット転送する単一光子が確認可能となった。ハッキングなど第三者がアクセスを試みれば、その瞬間に光子は変形して元に再現できない。つまり不正アクセスは即座に察知され、ユーザーは直ちに暗号キーを変更して不正アクセスを回避できるシステムなのだ。(財形新聞)

 

2020/04/05

 

2020年は量子コンピュータ元年? 実用化の可能性やAIとの関係を考える

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/03/news029.html

 例えば、11年にはカナダに拠点を置くD-Wave Systemsが、「D-Wave」という量子コンピュータの開発に成功したと発表した。このD-Waveは、「量子アニーリング」と呼ばれる方式を使って実現されたものだった。これはいわゆる「組合せ最適化問題」を解くのに適した方式で、汎用(はんよう)的なものではない。組合せ最適化問題は、指定された条件下で、特定の指標が最も良い状態になるような変数の組み合わせを求める問題のことだ。

 汎用的な、つまり特定の用途に限られない量子コンピュータの開発も進められているが、当然ながらそちらのほうが実現は難しい。それを実現する方式として現在主流なのが「量子ゲート方式」で、GoogleSycamoreもこれを採用している。ただし量子ゲート方式であればどんな演算でも高速で処理できるわけではなく、高速処理が可能なアルゴリズムには制限がある。実はGoogleが発表した論文でも、彼らに有利な条件で検証したのでは

 

ないかという批判が出ている。(ITmedia)

 

2020/04/03

新型コロナウイルスとの闘いに“クオンタムパワー”を:D-Waveが量子コンピューターを無償開放した理由

https://wired.jp/2020/04/02/d-wave-free-quantum-cloud-access-covid19/

 カナダのD-Wave Systemsが、新型コロナウイルスの研究や対応のために量子コンピューターを利用できるクラウドサーヴィスを無償提供すると発表した。新たにこの技術を利用する研究者や開発者のサポートには、デンソーやフォルクスワーゲンなど、D-Waveのクライアントやパートナー企業が参加。診断やウイルス拡散のモデル化などでの応用が期待されている。WIRED

 

2020/03/07

 

量子コンピュータで何ができるのか? - 見えてきたその活用方法

https://news.mynavi.jp/article/20200305-987453/

 201910月にはGoogleによる従来のノイマン型コンピュータでは演算に時間がかかっていた問題も、量子コンピュータを用いることで高速に解くことができる、いわゆる「量子超越性」を実現したとする論文が科学誌「Nature」に掲載されるなど、もうすでに実用化一歩手前まで来ているのではないか、という印象を受けるが、実際にどのようなところで活用できるのか、についてはなかなか見えてきていない。

 そうした量子コンピュータの性能向上が進む一方で、実際の社会における課題解決に量子コンピュータが使えるのではないか、といった研究が世界各地で進められている。日本でも多くの企業がハードウェアの開発もそうだが、アプリケーションとしてどういったものに活用できるのか、といった取り組みを水面下で進めている。(マイナビニュース)

 

2020/02/26

IBM Researchのギル氏が語る量子コンピュータの基礎理論と「IBM Q」の現在

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000001-zdn_tt-sci

 米ラスベガスで開催されたCES 2020に、IBM Researchでディレクターを務めるダリオ・ギル氏が登壇して量子コンピューティングの今後10年を探るプレゼンテーションを行った。同氏は「指数関数的」に複雑化する問題を解決するために量子コンピューティングをどのように使うべきかについて考え始めるよう、開発者に促した。「今、量子コンピューティングは実用化の局面を迎えている。全ての世代の開発者が量子コンピュータのプログラミング方法を学ぶ必要がある

だろう」

ExxonMobilで研究開発部門のバイスプレジデントを務めるビジャ・スワループ氏は、エネルギー業界のコンピューティングニーズが  複雑化していることを理由に量子コンピューティングの必要性を説いている。(TechTarget)

 

2020/02/03

フィンランド企業が目指す汎用量子コンピュータ&量子プロセッサ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00000002-zdn_tt-sci

 フィンランドのエスポーを拠点とするIT企業IQM Finland(以下、IQM)には、世界初のスケーラブルな汎用(はんよう)量子コンピュータを構築するという意欲的な計画がある。同社は2019年初め、1150万ユーロ(約135000万円)の初期投資資金を獲得した。

 数年のうちに、量子コンピュータは従来型コンピュータでは根本的に不可能だった計算を可能にするだろう。量子コンピューティングは金融サービス、人工知能、サプライチェーン、物流などの多くの業種に応用できる可能性がある。(TechTarget)

 

2020/01/31

量子コンピューター実用化を目指す、重大なレースの“もつれた”内情

https://wired.jp/membership/2020/01/31/inside-race-quantum-computers/

 量子コンピューターは宇宙の最も根本的な謎の解明に役立つほか、経済から暗号化にいたるまで、あらゆることを一変させるかもしれない──誰かが実用化できさえすれば。無数の研究機関や企業がそれぞれのやり方でゴールを目指すこの重大なレースは、数々の“障害物”に満ちている。始まりの号砲が鳴らされたばかりの持久戦の“もつれた”内情と行方を追う。(WIRED

 

2020/01/27

「量子コンピューティングの時代」がやって来る……までに必要なこと

https://wired.jp/membership/2020/01/27/quantum-computing-but-not-really/

 グーグルの量子プロセッサー「Sycamore(シカモア)」を搭載したマシンが、スーパーコンピュターでも1万年かかる問題を数分で解いた出来事について、科学的に重要な節目となる「量子超越性」が実証された瞬間だとみなす研究者は多い。ただ、各企業が先行者利益を狙う一方で、こうしたテクノロジーの実用化には課題が山積している。「量子実用性」は果たしていつ訪れるのか?(WIRED

 

2020/01/15

 

NECはなぜGoogleになれなかったか――量子コンピューター開発「痛恨の判断ミス」

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/28/news006.html

 03年ごろ、茨城県つくば市のNEC基礎研究所(当時)を2人の外国人男性が訪れた。それぞれカナダのベンチャー企業の副社長、特許担当と名乗った2人は、「私たちは量子コンピューターに関する、ある特許の使用権(ライセンス)を持っている」と話し、共同研究のメリットを強調した。「突然の話だったので驚いた。怪しげだなと思った」。二人の外国人男性にNECの研究員として応対した中村泰信氏はそう振り返る。

 このカナダ企業こそ、八年後、限定的な用途に特化した「特化型」のタイプながら、世界初の商用量子コンピューターを発売したDウエーブシステムズ社だった。(ITmedia)

 

2020/01/10

「量子コンピューター」で世界はどう変わるのか

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200110-00322630-toyo-bus_all

 ウィリアム・ハーレー氏は、次世代型の超高速計算機といわれる量子コンピューティングの事業化に取り組んでいるアメリカのシリアルアントレプレナー(連続して新しい企業を立ち上げる起業家)だ。2019年はグーグルが今の最先端スーパーコンピューターの性能で1万年かかる計算をわずか320秒で処理したことでも大きな話題になったが、量子コンピューター2020年以降の世界をどう変える可能性があるのか。シリコンバレーの未来も含めて、コモンズ投信会長の渋澤健氏が聞いた。(東洋経済)

 

2020/01/10

IBM、量子コンピューティング研究ネットワーク「Q Network」拡大--デルタ航空ら参加

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-35147796-zdnet-sci

 量子コンピューティングの実用化を模索する競争が始まっている。こうした状況のなかIBMは米国時間18日、量子コンピューティングの発展を目指すコミュニティーである「IBM Q Network」にDelta AirlinesGoldman Sachs、ロスアラモス国立研究所などが新たに加わったと発表した。(ZDNet)

 

2020/01/02

ハッキング不可能な通信を実現する暗号化技術が登場! 量子コンピュータにも耐性

https://techable.jp/archives/114346

 汎用量子コンピュータが開発されれば、現在普及している公開鍵暗号は簡単に破られてしまうことから、同暗号技術を置き換える耐量子暗号技術の開発がさかんに行われている。今回サウジアラビアのキング・アブドラ科学技術大学、CUP Sciencesらが開発した技術もその候補となりそうだ。(TECHABLE)

 

2019/12/21

NECがアニーリング方式量子コンピュータに傾倒する理由 国産マシンは23年に実用化

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000098-zdn_n-sci

 日本電気NEC)は1219日、量子コンピュータに関する活動を推進する「量子コンピューティング推進室」を20201月に開設すると発表した。従来のコンピュータによるアニーリングのシミュレーションを通した組合せ最適化計算の実証環境を提供する他、「量子アニーリングマシン」を開発するカナダD-Wave Systemsへの投資も検討していく。

 NECが注力する「量子コンピュータ」は、量子アニーリングという量子理論を用いて組合せ最適化問題を計算できるマシンだ。米GoogleIBMなどが開発している、「万能型」ともいわれる量子ゲート方式の量子コンピュータとは動作原理が異なる。(ITmedia)

 

2019/12/19

IBMの量子コンピュータ、日本上陸へ 東大が旗振り役、「オールジャパン体制で量子技術に取り組む」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000062-zdn_n-sci

 東京大学と米IBM1219日、量子コンピュータに関するパートナーシップを締結し、日本にIBMの量子コンピュータを設置すると発表した。2020年内に稼働を始める。IBMの量子コンピュータが設置される国としては、米国、ドイツに続き3番目となる。(ITmedia)

 

2019/12/10

インテル、量子コンピューティングの商用化に向け「Horse Ridge」チップを発表

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-35146624-zdnet-sci

 Intelは米国時間129日、極低温域で動作する量子制御チップ(開発コード名:「Horse Ridge」)を発表した。このチップにより、量子コンピューティングの商用化に向けた動きが前進するという。

 量子コンピューティングは注目を集めている研究分野だ。IBMは約1年前のCESで商用システムを披露している。そしてGoogleは量子超越性を実証したと発表し、黎明期にある業界やIBMとの論争に発展している。また、Amazon Web ServicesAWS)も量子コンピューティング向けマーケットプレイスの概要を発表している。ただ、量子コンピューティングに必要となる要件を考えた場合、その利用のほとんどはクラウド経由になるはずだ。(ZDNet)

 

2019/12/06

アマゾンの参入で、量子コンピューティングは大競争時代へ

https://wired.jp/2019/12/05/amazon-joins-quantum-computing-race/

 アマゾンが同社のクラウド経由で、量子コンピューティングサーヴィスの提供を始めると発表した。スタートアップ3社のプロセッサーをクラウドから利用する仕組みで、自社のハードを開発するIBMやグーグルに加えて、アマゾンと同じようにクラウド経由で複数企業の量子プロセッサーへのアクセスを提供予定のマイクロソフトとともに、テック大手による量子コンピューター競争が加速することになる。(WIRED

 

2019/12/03

AWSが量子コンピューティング・サービス「Braket」を発表

https://jp.techcrunch.com/2019/12/03/2019-12-02-aws-launches-braket-its-quantum-computing-service/

 ここ数カ月、GoogleMicrosoftIBM他の有力ライバルがこぞって量子コンピューティングにおける進歩を宣伝する中、 AmazonAWSは沈黙を守ってきた。またAWSには量子コンピュータ研究の部署がなかった。しかし米国時間122日、AWSはラスベガスで開幕したデベロッパー・カンファレンスのre:Invent 2019で、独自の量子コンピューティングサービスとしてBraket(ブラケット)を発表した。

 現在利用できるのはプレビュー版で、量子力学計算でよく用いられるディラックが発明したブラケット記法が名称の由来だ。ただしこの量子コンピューティングはAWSが独自に開発したものではない。D-WaveIonQRigettiと提携し、これらのシステムをクラウドで利用可能とした。同時にAWS量子コンピューティングの専門組織を整備し、 Center for Quantum Computing(量子コンピューティングセンター)とAWS Quantum Solutions Lab(量子ソリューションラボ)を開設した。(TechCrunch)

 

2019/11/28

量子コンピューター、2039年以降に実用化 予算倍増

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000003-asahi-soci

 スーパーコンピューターをはるかに超える次世代の「量子コンピューター」について、政府の有識者会議は27日、20年後となる2039年以降に実用化させるとするロードマップ(行程表)を盛り込んだ国家戦略案をまとめた。

 政府は量子コンピューターなど量子技術をAI(人工知能)やバイオと並ぶ重要分野と位置づけ、有識者会議が国内の専門家80人以上に聞き取りをして重点項目を絞り込んだ。(朝日新聞)

 

2019/11/15

量子技術競争、日本も参戦 NTTNASAと計算機

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52189910U9A111C1EA2000/

 NTT14日、米航空宇宙局(NASA)や米スタンフォード大学などと共同で、光通信技術を応用した新しい方式の量子コンピューターの開発に乗り出すと発表した。量子技術の開発では、日本は基礎研究では先行していたが商用化で後れをとった。グローバルな開発体制を整え、米グーグルや米IBMや中国勢などを猛追する。

 より幅広い計算に使えるのが本命といわれる「量子ゲート方式」だ。人工知能(AI)との組み合わせや材料開発、金融のリスク予測など様々な応用が見込まれている。米国のグーグル、IBM、インテルや中国のアリババ集団などが採用する。(日本経済新聞)

 

2019/11/14

クラウド経由でアクセス可能な量子コンピュータセンターをIBMが開設

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00000001-zdn_tt-sci

 IBMが、商業利用や研究活動を目的とした量子計算センターを米ニューヨークに開設した。同センターは、商用ユースケースの調査・研究のために、クラウド経由でアクセス可能なハードウェアとオープンソースソフトウェアを提供する。

 IBMは量子コンピューティングプログラムを用意して、新しい量子アプリケーションの開発を促している。同社によると、このプログラムによって80近くの商業顧客、学術機関、研究機関との密接なパートナーシップをサポートするという。(TechTarget)

 

2019/11/14

東工大 西森 秀稔教授が語る「量子コンピューターの現在」、相次ぐ報道の考え方

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191114-00037008-biz_plus-bus_all

 近年、「量子コンピューター」への注目が集まりつつある。米国ではグーグルIBM、マイクロソフトなどのIT大手や、政府の研究所などが量子コンピューターの研究に本腰を入れ始めている。本稿では、経済産業省政策シンポジウム「次世代コンピュータが実現する革新的ビジネス」の中から量子コンピューターの中でも、「量子アニーリング」の原理を応用したハードウェアが抱える課題と、将来の見通しを紹介する。量子アニーリングの第一人者である東京工業大学 科学技術創成研究院、東北大学 大学院情報科学研究科の西森秀稔教授が現在注目していることとは。

 改めて説明すると、量子コンピューターにも大きく分けて2つの方式がある。1つ目は「量子ゲート方式(回路方式)」。これは現在のコンピューターの上位互換に当たるようなコンピューターだ。この方式には長い研究の歴史があり、一般に「量子コンピューター」というと、量子ゲート方式を指すことが多い。

 もう1つの方式は「量子アニーリング」だ。この方式は1998年に東京工業大学大学院の博士課程に在学中だった門脇正史氏(現デンソー)と、前出の西森秀稔教授(当時は東京工業大学大学院)と共同で発表したものである。そして、カナダのディーウェーブ システムズ(D-Wave Systems)が開発した、現時点で世界で唯一の商用量子コンピューターである「D-Wave 2000Q」は、この方式で動作するコンピューターだ。(ビジネス*IT

 

2019/11/11

マイクロソフト「Azure Quantum」で提携--Honeywellの量子コンピューティング責任者に聞く

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191111-35145104-zdnet-sci

  Microsoftは、フロリダ州オーランドで開催された「Microsoft Ignite 2019」カンファレンスで、クラウドコンピューティングサービス「Microsoft Azure上の量子コンピューティング能力向上を目的に複数の企業と提携したと発表した。産業機器大手のHoneywellもそのなかの1社だ。

 Honeywellが量子コンピューティングに携わっていることさえ知らない人々のために述べておくと、われわれは今や十分に成熟し、真の競合企業になっていると考えてもらいたい」(Uttley氏) (ZDNet)

 

2019/11/03

量子コンピューター 日本は「本流」に乗り遅れ 研究、人材不足も深刻

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000576-san-soci

 量子コンピューターは、あらゆる計算が可能な万能型と、特定の計算問題を解く簡易型に大別される。米国などが開発しているのは万能型で、実用化は数十年後の見込みだが、情報技術の世界を一気に変える可能性を秘めている。日本は基礎研究で先行したが、製品化で出遅れが目立つ。

 万能型では、グーグルの試作機やIBMが今年1月に発表した商用機は、いずれも心臓部の材料に超電導物質を使う。この方式はNECが1990年代に世界に先駆けて実証していた。(産経新聞)

 

2019/11/03

*量子コンピューターで交通の流れを最適化…VW、世界初の試験へ

https://response.jp/article/2019/11/02/328335.html

 フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は1029日、量子コンピューターを活用して交通の流れを最適化する世界初の試験プロジェクトを、ポルトガル・リスボン市内で行うと発表した

 フォルクスワーゲングループは201711月、グーグル(Google)と量子コンピューターの分野で提携を結んだ。量子コンピューターは、次世代の高速コンピューターだ。従来のスーパーコンピューターよりも非常に速く、非常に複雑なタスクを解決することができる。Response

 

2019/10/31

「暗号通貨は大丈夫?」Googleが実証した「量子超越性」の意義と「都市伝説」

https://news.nicovideo.jp/watch/nw6116782

 Google量子コンピューターが「量子超越性」を実証したとのニュースが話題になっています。(参照:MIT Technology Review) 経済新聞も一面で報じるなどIT業界を超えた話題になっているせいか、最近私のところにも「量子コンピューターって何がすごいの?量子超越性って何?」との質問を多くいただくようになりました。

 そこで今日は、まず量子コンピューターの概要を説明し、その後「量子超越性」の意義とそこから生じている都市伝説について述べてみたいと思います。(ニコニコニュース)

 

2019/10/30

グーグルの「量子超越性」は革命の始まりにすぎない

https://japan.cnet.com/article/35144549/

 Googleが「量子超越性」の実証に成功したというのは、目覚ましい成果のように聞こえる。だが実際は、原理的に全く新しいこのコンピューティングの実用化に向けて、第一歩を踏み出したにすぎない。Googleの量子研究者は早くも、コンピューターの実用性をさらに広げるために必要な次の段階に目を向けている。Intelの言う、quantum practicality」(量子実用性)の段階だ。

 「量子コンピューティングは、いずれ必須のリソースになる」。Google2006年に量子コンピューティングへの取り組みを始めた研究者、Hartmut Neven氏は、報道向けイベントでこう話している。CNET

 

2019/10/29

 

中国発の量子コンピューターショックに世界は耐えられるか?

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13275.php

 <量子コンピューターは既存の暗号化技術をすべて陳腐化し機密も丸裸にしてしまうので、国家間の開発競争がますます激しくなっている>

 専門家の多くは、今後10年かそこらは量子コンピューターがまともに使える日は来ないとみている。だがそれは単なる推測に過ぎない。量子超越性が本当に実現すれば、既存の暗号化の仕組みは時代遅れになる。量子コンピューターがあらゆる暗号を読み解いて国家機密を暴く力を手にするのはいつか、それを最初になし遂げるのは誰かなど、誰にも分からない。その潜在的な能力の大きさゆえに量子コンピューターの開発競争は過熱しており、どの国も一歩先んじようと必死だ。WIRED

 

2019/10/29

「従来の延長線上」、富士通研社長がグーグルの量子計算に

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191028-63237143-business-sctch

 「大きな成果だが、従来の延長線上だと思っている。汎用的なコンピューターとして使えるようになるまでにはまだまだ時間がかかる」。量子コンピューター既存のコンピューターでは達成できない計算能力を示す「量子超越」を実証したと米グーグルが発表したのを受けて、富士通100%子会社で研究開発を担う富士通研究所(川崎市)の原裕貴社長はこう語った。

 グーグルが研究するのは「量子ゲート方式」と呼ぶタイプの量子コンピューターだ。富士通研究所でも同方式の研究に取り組んでおり、ハードウエアの基礎研究を海外の機関と共同で進めているという。(日経ビジネス)

 

2019/10/28

 

*量子コンピュータ、仮想通貨業界はいかに備えるべきか?

https://www.coindeskjapan.com/25473/

 量子超越性──この言葉は、地球上のすべてのビーチの砂粒を数えることができる、世界をコントロールするような巨大なスーパーコンピューターをイメージさせる。だが、超越性のグーグルによる公式な主張は何を意味するのか? そして、実用的な量子コンピューティングは仮想通貨の世界をどのように変えるのだろうか?

 

 量子コンピューティングがブロックチェーン・ネットワークに与える最大の脅威は、伝統的な暗号を解くことができる能力だ。 (coindesk)

 

2015/10/28

量子コンピュータはIT業界とAIをどう変える? Googleや専門家の見解から考察

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191028-00010005-realsound-ent

 1023日、Googleは量子コンピュータが古典的コンピュータでは計算不能な問題を解いたとする「量子超越性」を実現したと発表した。量子コンピュータに関しては数年前から積極的な投資がなされており、今後の応用が期待されている。一方で、量子コンピュータへの期待は現在でピークに達しており、投資の熱が引くことで「量子の冬」が訪れるのではないか、という危惧の声もある。

 量子超越性の発表に合わせて、GoogleCEOサンダール・ピチャイ氏はUSGoogle公式ブログに記事を投稿した。その記事によると、今回の成果は2006年から始まった、量子コンピュータでAI技術のひとつである機械学習の処理を加速化する研究が結実したものだった。(Real Sound)

 

2019/10/25

 

Googleが世界で初めて実証した「量子超越性」にIBMが反論、量子コンピュータはシミュレートできるか?

https://gigazine.net/news/20191024-google-ibm-quantum-computing/

 20191023日にGoogleが「量子コンピューターがついに従来のコンピューター(古典コンピューター)の計算能力を上回ったことが確認できた」という量子超越性を発表しました。しかし、論文が発表される2日前に、量子コンピューターの研究分野においてGoogleのライバルだったIBMが「Googleは量子超越性を実証できていない」と真っ向から否定しました。これを受けて、コンピューター科学者のスコット・アーロンソン氏がIBMがどういう点で反論をしたのかを解説しています。(GigaZine)

 

2019/10/25

 

グーグルは本当に量子コンピューターの開発に成功したのか?

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13265_1.php

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピューター科学者であるウィリアム・オリバー(今回の実証実験には関わっていない)は、ネイチャー誌に寄稿した解説で、グーグルの成果を「偉業」と称賛。「量子コンピューターの計算モデルが従来型コンピューターの計算モデルとは根本的に異なることを、実験によって証明した」と述べた。

 だが既に、この快挙を疑問視する声もあがっている。サイエンス誌によれば、現在の世界最高性能スパコン「サミット」を開発したIBMは、グーグルは量子超越性の基準を満たしていないと主張。グーグルが実証実験で使った計算タスクについて、サミットで最適な方法を用いて行ったところ、1万年ではなく2日半で解くことができたとしている。Newsweek

 

 

2019/10/19

 

東大、光量子コンピュータに進展 大規模な「量子もつれ」を生成、常温・省スペースの量子計算へ

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/18/news112.html

 東京大学は1018日、光を用いた量子コンピュータの研究で、大規模な量子もつれ状態を作ることに成功したと発表した。米IBMGoogleなどが研究している「ゲート方式」とは異なる方式の量子コンピュータで、実用化に至れば常温で動作する上、10円玉サイズのチップに回路を収めることも見込めるという。(ITmedia)

 

2019/09/28

Googleの「量子超越性を実証」発表は、別にそんなにすごくない

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190928-00000002-giz-sctch

 20日、フィナンシャル・タイムズが「Googleがついに量子超越性を実証」という内容の速報を出しました。量子超越性とはつまり、従来型のコンピュータよりも量子コンピュータの性能が上回る、ということ。

 その後、世界中のメディアがこれをこぞって取り上げ、あたかも新時代の幕開けのような大ニュースになっていますが、米GizmodoRyan F. Mandelbaum記者はこれを「驚くことほどのでもないし、たいしたことじゃない。少なくとも、(一般市民である)あなたにとっては」と評しています。以下、Mandelbaum記者の論評を紹介します。 (GIZMODO)

 

2019/09/22

「量子超越性」に突き進むGoogleの野望

https://business.nikkei.com/atcl/report/15/061700004/121300243/?P=1

 GoogleMartinis氏は米シリコンバレーで20171256日に開催された「Q2B Conference」の講演で、同社がクラウドサービス「Google Cloudの一部として、量子コンピュータを提供するための作業中であることを明らかにした(写真1)。同社が開発中の量子ゲート方式の量子コンピュータを、インターネット経由で利用できるようにする。

 量子ゲート方式のクラウドサービスは、米IBMが「IBM Q」を使って開始している。しかしGoogleの量子コンピュータは、従来のものとは社会的なインパクトが大きく異なる可能性がある。Googleは間もなく「量子超越性(Quantum Supremacy)」を実証するとしているからだ。(日経ビジネス)

 

2019/09/22

グーグル、ついに世界初の「量子超越性」実証か

https://ascii.jp/elem/000/001/943/1943022/

 もし量子超越性が本当に実証されたのだとしたら、それは極めて重要な出来事だ。今週、グーグルの今回の論文のニュースが報じられる前に、マサチューセッツ州ケンブリッジでMITテクノロジーレビュー主催の「EmTech(テムテック)」カンファレンスが開催された。同カンファレンスでの量子コンピューティングについての議論の中で、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授であり、量子物理学の専門家であるウィル・オリバーは、コンピューティングにおける量子超越性の実証を、航空業界におけるキティホークでのライト兄弟の世界初の動力有人飛行になぞらえた。 (ASCII

 

2019/09/21

グーグルが「量子超越性」実証とFT報じる、新量子プロセッサー開発か

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/06016/

 量子コンピューターが現在のコンピューターをはるかに超える計算能力を持つことを示す「量子超越性」を米グーグル(Google)が実証したもようだと、英フィナンシャル・タイムズ(FT)が2019920日(英国時間)に報じた。量子コンピューター開発が大きなマイルストーンに達した可能性がある。

 FTによれば、グーグルの研究者による論文が米航空宇宙局(NASA)のWebサイトに一時的に掲載されたという。グーグルとNASAは量子超越性分野で提携している。グーグルの研究者はその論文で、現在最高速のスーパーコンピューターである「Summit」を使っても解くのに1万年かかる問題を、グーグルの量子コンピューターが320秒で解いたと主張したという。用途は乱数生成とみられる。

(日経XTECH

 

2019/09/20

IBM、世界最大の量子計算センター開設。53量子ビットシステムも近く稼働

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1208238.html

 同センターは世界最大規模の量子計算システム群を有しており、現時点では10台のシステムがオンラインで稼働中。システムの構成は、20量子ビットが5台、14量子ビットが1台、5量子ビットが4台。そのうちの5台が量子コンピュータの性能基準である16量子ビットを備えたことで、新しい持続的な性能指標を示すことになったとしている。

 量子計算が進歩することで、新薬や新材料、サプライチェーン最適化の大幅改善、より良い投資のための新たな金融データモデルの構築方法など、未来の科学的な発見への扉を開けるとしている。 (PC Watch

 

2019/09/09

 

東大、量子コンピュータ研究・教育を促進 IBMと提携

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/09/news123.html

 東京大学は99日、日本アイ・ビー・エム(IBM)と提携し、IBMの量子コンピューティングシステムと利用企業や団体を結ぶ「IBM Q Network」に参画したと発表した。これにより、IBMが開発する量子ゲート方式の量子コンピュータ「IBM Q」の最新システムに東京大学から直接アクセスできるようになる。量子コンピュータ研究や教育に役立てる。   (ITmedia)

 

2019/09/07

OKIが量子コンピューターを導入、製造現場の効率化を実現

https://news.nicovideo.jp/watch/nw5890332

 OKIOKIデータは、OKIデータLED統括工場にD-Wave社の子コンピューターを導入し、製造ライン半導体製造装置の最適配置を算出した。その結果、作業員の移動距離を平均28%短縮し、現場の効率化を実現した。

(ニコニコニュース)

 

2019/09/02

 

*金融取引への量子コンピューターの応用が、現実味を帯びてきた:米研究チームがリスク計算の実験に成功

https://wired.jp/2019/09/02/why-big-banks-could-soon-jump-on-the-quantum-bandwagon-financial-modeling/

 金融取引における簡易的なリスク計算を量子コンピューターで実行する手法を、このほど米研究チームが考案して実験に成功した。IBMの量子コンピューターを使って「オプション」と呼ばれる金融商品の将来の価値をシミュレートできることが証明されたという。あくまでコンセプトの証明段階ではあるが、量子コンピューターが実用段階になれば従来のコンピューターより高速にアルゴリズムを実行できるだろうと、研究チームは期待している。 (WIRED)

 

2019/07/23

「量子版ムーアの法則」は実現するか 今の量子コンピュータは「さながら1950年代」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000050-zdn_n-sci

 量子コンピュータの早期の実用化には、『量子版ムーアの法則』を実現していく必要がある」──科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センターの嶋田義皓フェローは、テラスカイが719日に行ったイベントに登壇し、量子コンピュータの現状や、実用化が見込まれる時期を解説した。

 現在、米IBMGoogleIntelMicrosoftなどが量子コンピュータのハードウェアを開発しているが、量子ビット数が少なく、エラーもあることから計算できる問題は限定的だ。計算したい問題をハードウェアへ送るためのAPISDKも出てきているが、「(現状は)量子回路をプログラミングで直接書いており、コンパイラも未成熟だ」(同)と、ハード・ソフトともにまだまだ黎明(れいめい)期であることを指摘する。  (ITmedia)

 

2019/07/22

米国が量子コンピューター団体「QED-C」を設立、企業・政府・学校は連携できるのか?

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190722-00036727-biz_plus-bus_all&p=1

 QED-C (Quantum Economic Development Consortium 量子に関する経済開発コンソーシアム)とは、量子コンピューター開発に関するさまざまな産業のサプライチェーンを確立し、互いの連携をスムーズにしながら全体として量子コンピューターの実現を早期に目指すことを目的に設立された団体だ。

 コンソーシアム設立の音頭取りを行っているのは世界最大クラスの研究機関、SRIインターナショナルだが、背後にはNIST (National Institute of Standards and Technology アメリカ国立標準技術研究所)の存在がある。国家機関としてはその他にも国防総省、エネルギー省、国立科学財団などが参画しており、まさに一大国家プロジェクトとなっている。  (ビジネス+IT

 

2019/07/17

「量子もつれ」の瞬間を世界で初めて画像に記録、英研究チームが成功

https://wired.jp/2019/07/16/quantum-entanglement-photo/

 2つの粒子が強い相互関係にある「量子もつれ」と呼ばれる現象を、英大学の研究チームが世界で初めて画像に記録することに成功した。今回の実験で得られた画像処理の技術は、量子コンピューティングや量子暗号の進化にも貢献することが期待されている。

 

 ミクロの世界を正しく説明するうえで欠かせない量子力学に、「量子もつれ」と呼ばれる現象がある。量子もつれとは、2つの粒子が強い相互関係にある状態であり、粒子のスピン、運動量などの状態をまるで「コインの裏表」のように共有する運命共同体のような状態を指す。 (WIRED)