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-- メタバース --
コンピュータやコンピュータネットワークの中に
構築された現実世界とは異なる3次元の
仮想空間やそのサービス
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2022/06/29
*吐き気、不安、偏頭痛……メタバースでの仕事は体に悪影響を及ぼす可能性
https://news.yahoo.co.jp/articles/4169a29efb945429c1f81f43bef8105a1732d77c
メタやマイクロソフトは、メタバースを未来の職場環境にすべく、技術への投資を続けている。しかし、最近の実験結果は、実用するにはまだ時間がかかる可能性があることを示唆している。
英国の科学メディア「ニュー・サイエンティスト」によると、研究チームによって現実の作業環境とVR空間での作業との効果を理解するための実験が行われた。「Quantifying The Effects of Working VR for One Week(1週間のVR作業の効果を定量化する)」と題された論文で発表された実験では、大学職員や研究者などのボランティアに、実際の作業環境を再現したVR空間で週5日勤務するように依頼。1日8時間、45分の昼休みで勤務をしてもらい、その後、現実の作業環境でも同じ時間を過ごしてもらった。参加者には「Meta Quest 2(旧:Oculus Quest 2)」を配布し、決まった仕事は与えずに1日の仕事を自分でコントロールできるようにした。
残念なことに、参加者のうち2人は開始から数時間以内に吐き気、不安、偏頭痛を訴えて脱落した。VRヘッドセットの重さとVR空間の副作用としてよくある症状だ。(Real Sound)
2022/06/26
*ARコンテンツがいまいち普及しない一因はAppleにあるという指摘
https://gigazine.net/news/20220510-apple-safari-unsupported-webxr/
わざわざ専用アプリをインストールしなくても、ウェブブラウザから仮想現実(VR)や拡張現実(AR)のコンテンツを楽しむための情報を取得できるAPI群が「WebXR」です。AppleのiOSで標準ブラウザであるSafariは記事作成時点でこのWebXRを正式にサポートしておらず、このことがARコンテンツの普及を押しとどめていると指摘されています。
Appleはおよそ1000人のエンジニアで構成したチームでARデバイスの開発に取り組んでおり、Appleのティム・クックCEOは2017年にモバイルアプリ専用のARフレームワークを導入した際に「ARはすべてを変えるでしょう」と宣言しています。加えて、AppleはWi-Fi 6Eに対応したスタンドアローン型ARヘッドセットを2022年に発売する予定だと報じられています。
しかし、Appleは独自のARデバイスの開発に多額を投資している一方で、ウェブベースのARには消極的な姿勢を見せているとIT系ニュースサイトのProtocolは指摘しています。実際にiPhoneに標準インストールされているSafariは、ウェブベースのARがサポートされていません。(GigaZine)
2022/06/26
*アバターが接客する携ソフトバンクショップがメタバースにオープン 契約、購入、24時間サポート、限定のフォトゾーンやアイテムも
https://robotstart.info/2022/06/25/metaverse-sb-shop.html
ソフトバンク株式会社は、世界で3億ユーザーが参加するアジア最大規模のメタバースプラットフォーム「ZEPETO(ゼペット)」(運営:NAVER Z Corporation/韓国)に、アバターのショップクルーが接客する日本初のバーチャル携帯キャリアショップ「ソフトバンクショップ in ZEPETO」を、2022年6月23日にオープンした。
「ZEPETO」アプリをスマートフォン(スマホ)などにダウンロードすると、誰でも無料で3Dアバターを簡単かつおしゃれに作ることができ、作成したアバターで「ソフトバンクショップ in ZEPETO」に来店することができる。(ロボスタ)
2022/06/22
*初公開されたメタ社の次世代VRゴーグル研究に見る本気度…目標は「現実と区別がつかない体験」
https://news.yahoo.co.jp/articles/33d08582f2a3df4dc363ff29f846ee8d1beb0c3b
メタ(旧:Facebook)の研究機関である「Reality Labs」は、VR/ARデバイス向けに研究を進めている多数のディスプレイ技術を公開した。
彼らの目的はシンプル。「現実と区別がつかない、快適なディスプレイ」の開発だ。 公開されたものはどれもまだ研究段階であり、製品化までには時間がかかる。製品での利用予定も一切明言されていない。 だが、明かされた彼らの試みと大量の試作機からは、メタバースにかける「本気度」が伝わってくる。(BUSINESS INSIDER)
2022/06/13
*iPhoneの自撮りで本物そっくりな動く3Dリアルアバター 米Metaが技術開発
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/13/news050.html
米MetaのReality Labsの研究チームが開発した「Authentic Volumetric Avatars from a Phone Scan」は、スマートフォンで自撮りした短時間のスキャン画像から、本物そっくりの3D頭部アバターを生成するシステムだ。異なる視点やフォトリアリスティックな表情を表現し、高い忠実度で再現する。
現在、実在する人物のアバターを作成するためには膨大な人物データを取得する必要があり、そのデータを収集するには大規模なマルチビューキャプチャーシステムを必要とする。そのため軽量なデータキャプチャー、低遅延、許容できる品質でのアバター作成プロセスを自動化することが望まれている。
研究では、これら課題に挑戦するため、スマートフォンの短時間のキャプチャーだけでその人物に忠実な3D頭部アバターを作成する手法を提案する。(ITmedia)
2022/06/11
*ビジネス特集 試着はアバターにおまかせ 最新技術で服えらび
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220607/k10013661241000.html
「ネットで服を買ったら、サイズが合わなかった」「店で何回も試着するのはちょっと面倒…」
こうした服選びの“お悩み”を解決する新たな技術が開発されています。インターネット上の自分の分身「アバター」に試着をまかせてしまおうというのです。
この技術、アパレル業界の常識を変えるかもしれません。さらに、その先に見据えるのは、仮想空間・メタバース上での展開です。
ネットユーザーが当たり前のようにアバターを持つ時代になれば、アバター試着は、現実世界での買い物の手助けにとどまらず、メタバース上でデジタルファッションを着こなすという、新たな使われ方が期待できるというのです。(NHK)
2022/06/10
*MSが川崎重工と連携、仮想空間で協業できる「インダストリアルメタバース」開発
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02091/00007/
米Microsoft(マイクロソフト)が川崎重工業と連携し、仮想空間上でデジタルツインとメタバース(仮想空間)を活用して、複数の拠点にいる関係者の共同作業を実現できる技術を開発中だ。両社はこれを「インダストリアルメタバース」と称して、世界最大級の産業技術の展示会「HANNOVER MESSE 2022」(2022年5月30日~6月2日、ドイツ・ハノーバー)に参考出展した(図1、2)。
デジタルツインでは、現実世界の情報を収集して、双子(ツイン)のように現実と同じものを仮想空間に再現・構築してシミュレーションする。IoT(Internet of Things)技術などを駆使して、現実世界の機器や設備の状態を仮想空間のモデルに即時に反映させることで、高精度な予知保全や、効果的な設計変更が期待できる。
開発中のインダストリアルメタバースでは、このデジタルツインをマイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」上に構築する。異なる場所にいる人が、通信会議システムを用いて仮想空間を共有できる「Mesh for Microsoft Teams」のサービスを併用。Mesh for Microsoft Teamsのユーザーが、Azure上に構築したデジタルツインを使って共同作業ができるようにする(図3)。(日経XTECH)
2022/05/29
*マイクロソフトが目指す「インダストリアルメタバース」とその布石
https://japan.zdnet.com/article/35187410/
Microsoftの最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏は、2022年の初めに、Microsoftは世の中に1つのメタバースしかない状況になるとは考えていないと述べている。同社の想定は、多くのメタバースプラットフォームが併存することになるというものだ。同社が発表した「Teams for Mesh」プラットフォームは、多くの人が「メタバース」という言葉を聞いたときに想像するような楽しげなデモを行うことができるが、Microsoftはそれと同時に、もっと現実的な「インダストリアルメタバース」にも取り組んでいる。(ZDNet)
2022/05/29
*Epic GamesのCEO、Appleがメタバースも支配することに警戒
https://news.livedoor.com/article/detail/22236574/
「フォートナイト」で知られるEpic Gamesのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、メタバース(オンライン上の仮想空間)の時代はすでに到来しており、AppleやGoogleが乗っ取らないよう、自分たちがデベロッパーや開発者を保護する存在の一つになると主張しました。
Financial Timesのインタビューで、ティム・スウィーニーCEOは、フォートナイトやマインクラフトといったメタバースに相当する空間がすでに存在するものの、このままではAppleやGoogleが支配力を得ることになるだろうと述べています。(iPhone Mania)
2022/05/05
*メタバースとNFTが軸となるWeb3時代。取り残されないようにするためには
https://www.businessinsider.jp/post-253385
新たなビジネス創出のチャンスとして注目されているメタバース、NFT、そしてWeb3。しかし言葉のイメージだけが先行しすぎているようで、メタバースはNFTで儲けるマネーゲーム、といった一側面だけが伝わっている印象が否めない。結局インターネットの未来はどうなるのかというビジョンが見えにくくなっている。
そこでHEART CATCHとIBMがタッグを組んで開催している「西村真里子のオニワラ!「鬼と笑おう」〜未来をつくる座談会 powered by IBM Future Design Lab.(以下、オニワラ)」の第8回「メタバースは生活を変えるのか? 〜圧倒的デジタルツインと新たなクリエイターズエコノミーから探る」を企画・登壇したHEART CATCH代表の西村真里子氏と、IBM Future Design Lab. チーフプロデューサーの岸本拓磨氏に、イベントを振り返ってもらった。(BUSINESS INSIDER)
2022/05/05
*ビッグ・テックも注目するメタバース——ネット上の「もう1つの世界」が担う役割
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/94581
2021年10月28日、衝撃的なニュースが世界中を駆け巡った。SNS大手・フェイスブックが社名を「メタ(Meta)」に変更することを発表したのだ。 新社名である「メタ」が、インターネット上に構築される仮想空間「メタバース」に由来することは明白である。フェイスブックの社名変更は、同社が事業の主軸をSNSからメタバースへシフトさせていくことの決意に他ならない。
では、具体的にメタバースとはどのようなものなのか。ビジネスとしてどのような可能性を秘めているのか。我々は、メタバースからどのような恩恵を受けるのだろうか。『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』(光文社)を上梓した岡嶋裕史氏(中央大学 国際情報学部 教授)に話を聞いた。
岡嶋裕史氏(以下、岡嶋):僕は「メタバース」を「現実の理とはちょっと違う理屈で動いているもう一つの世界」というとらえ方をしています。「新しい世界や自分にとって都合のいい世界を電子的に作っていこう」という動きや考え方が駆動しています。現実世界で自分にとって都合のいい世界を作ろうとすることは難しい。「メタバース」はその器になり得る可能性があります。
(現代ビジネス)
2022/04/20
*「メタバース推進協議会」発足 文化形成とルール作り目指す 業界団体は乱立状態
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/19/news115.html
任意団体として活動していた「メタバース推進協議会」(東京都千代田区)が4月18日、3月末に一般社団法人として正式に発足したと発表した。メタバースを巡る文化やコミュニティーの形成とビジネス促進に向けた業界ルール作りを目指す。同協会は、メタバースを「インターネット上の仮想空間」と定義。活動内容は日本におけるメタバースの研究と啓発、メタバース空間での生活文化形成に関する勉強会やイベント、ビジネスや資産、法律に関する研究と政策提言など。
メタバースに関する業界団体はこれまでにも登場しており、乱立状態になりつつある。2021年12月にはブロックチェーン事業者を中心に「日本メタバース協会」が発足。22年3月にはパナソニックやKDDI、HIKKY、クラスターなどが参加する「Metaverse Japan」、4月にはソフトバンク系列会社や日本マイクロソフト、電通、凸版印刷などが参加する「日本デジタル空間経済連盟」が立ち上がっている。(ITmedia)
2022/04/19
*メタバースは乱立してカオスと化すかもしれない
https://japan.cnet.com/article/35185620/
Metaの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は、単一のメタバースの実現を約束している。それは開発元を問わず、あらゆる仮想世界がシームレスにつながった、3Dの広大な世界だ。しかし現在のテック業界の動向を見る限り、未来はむしろ、独自のメタバース体験を提供する無数のデジタルドメインが乱立する世界となりそうだ。(CNET)
2022/04/14
*順天堂大学とIBM、メタバースを用いた医療サービス構築に向けての共同研究を開始
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000404.000021495&g=prt
[学校法人
順天堂]~順天堂医院の実物をオンライン空間で模した「順天堂バーチャルホスピタル」を起点にした新サービスの開発・提供を目指す~
順天堂大学(所在地:東京都文京区、学長:新井 一)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口明夫、以下、日本IBM)は、「メディカル・メタバース共同研究講座(講座代表者:順天堂大学医学部長・研究科長 服部信孝)」を設置し、産学連携の取り組みを開始しました。本共同研究講座では、メタバース技術の活用による時間と距離を超えた新たな医療サービスの研究・開発に取り組みます。
昨今、医療業界においては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、臨床現場でのオンライン診療の活用が拡がっている一方で、仮想現実-VR(※1)や拡張現実-AR(※2)の技術進化を受けて、臨床現場でのVR/AR活用に向けた研究が進んでいます。また、3次元の仮想空間において、アバター(※3)を通じて活動する「メタバース(※4)」と呼ばれる概念も注目されています。(JIJI.COM)
2022/04/10
*今さら聞けない注目ワード「メタバース」と「NFT」 なぜ話題なのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f3ff61c837981786e760e185bec5c8a696f24e?page=1
昨年からにわかに取り沙汰されるようになった「メタバース」や「NFT」。聞いたことはあるが、その理解はまだ曖昧なまま、という人も多いだろう。 それぞれの言葉がどんな技術を指しているのか、また、突如現れた新技術にいかに向き合うべきなのか。ITの最新動向を長年ウオッチし続けている佐々木俊尚氏に取材した。(PHP Business)
2022/04/04
*Zoomに「顔をアバターに置き換える機能」が追加されたので使ってみた
https://gigazine.net/news/20220323-zoom-avatars/
カメラに映る顔を認識してアバターに置き換える機能がミーティングアプリ「Zoom」に追加されました。いつもと違う雰囲気の会議を開催したい際や、顔出しNGな場でのコミュニケーション手段として役立ちそうだったので、実際に使って設定手順や表情追従性能などを確かめてみました。
Zoomのアバター機能は、記事作成時点ではバージョン5.10.0以降のWindows・macOS・iOS向けアプリで利用可能。また、アバター機能の利用時にはZoomへのサインインが必須とされています。今回は、WindowsとiOSでアバター機能を使う手順を確認してみます。(GigaZine)
2022/04/03
*スマホで入れるメタバース、ドコモが公開 アニソンで集客、ライブも開催
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/31/news148.html
NTTドコモは3月31日、スマートフォンやPCのWebブラウザで利用できるメタバース「XR World」(エックスアールワールド)の提供を始めた。利用は無料(一部有料コンテンツあり)。XR Worldは「バーチャルマーケット」で知られるHIKKY(東京都渋谷区)のクラウドサービス「Vket Cloud」で開発した仮想空間。利用者はアバターを使い、ボイス/テキストチャットで他の参加者とコミュニケーションしながら音楽やアニメなど幅広いコンテンツに触れられるという。(ITmedia)
2022/04/02
*NVIDIAのデジタルツイン急拡大、利用者3倍 専用ハードも不要に
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01537/00336/
現実の世界の物事を仮想空間で忠実に再現するデジタルツインに向けた米NVIDIA(エヌビディア)のツール基盤(プラットフォーム)「Omniverse(オムニバース)」のエコシステムが急拡大している。2021年夏時点で5万人以上だったユーザー数は、22年3月時点で15万人を突破。新たに米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)が利用を始めるなど、大手企業のユーザーも増えつつある。22年3月にオンライン開催した自社イベント「GTC」では、オムニバースのヘビーユーザーなどに対して新たな専用コンピューターを発表した。ライトユーザーに対しては一部の機能をクラウド対応にして、エヌビディアのGPUを搭載していないパソコンやタブレット端末でも利用可能にするなど、エコシステム拡大に向けた施策を次々と打ち出している。(日経XTECH)
2022/03/27
*アクセンチュア テクノロジービジョン2022を発表――メタバースの遍在化がビジネスの再創造を促すと予測
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000340.000019290.html
【ニューヨーク発:2022年3月16日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)は、世界のテクノロジートレンドに関する最新の調査レポート「Accenture Technology Vision
2022(以下、テクノロジービジョン2022)」を発表しました。「テクノロジービジョン2022」では、デジタル化が進んだ社会や生活、ビジネスモデルの至るところにメタバースが遍在化することで、ビジネスや組織運営のあり方、顧客との繋がり方が再創造されつつあることを明らかにしています。
今回のレポートでは、「メタバースで会いましょう – ビジネスを再創造するテクノロジーと体験の融合(Meet Me in the Metaverse: The Continuum of Technology and Experience Reshaping Business)」と題し、拡張現実やブロックチェーン、デジタルツイン、エッジコンピューティングなどのテクノロジーによって、人々の体験のあり方が変わりつつある中、企業は従来の事業計画とは全く異なる未来に向かって競争を始めていることが紹介されています。(PRTIMES)
2022/03/16
*米メタ、インスタでNFT ザッカーバーグ氏表明
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN160G90W2A310C2000000/
【オースティン=佐藤浩実】米メタ(旧フェイスブック)は15日、画像共有アプリ「インスタグラム」で非代替性トークン(NFT)を扱えるようにする計画を明らかにした。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が「数カ月内」に関連する機能を導入する方針を示した。NFTはメタが注力する仮想空間「メタバース」との親和性が高いとされ、まず身近なサービスで取り組む。
長期的には、注力するメタバース事業で「アバターが着る服」などをNFTとして扱えるようにする構想を抱く。ザッカーバーグ氏は「メタバースでは(NFTの活用範囲が)より大きくなる」との見方を示した。一方で「すでに何億人もの人が使っているプラットフォームでの導入は強力なものになる」とも語った。(日本経済新聞)
2022/02/25
*ザッカーバーグ氏、音声コマンドでバーチャルワールドを作るデモを披露
Meta(メタ、旧Facebook)は、音声コマンドだけでバーチャルワールドでモノをつくったり、持ち込んだりできるAIシステムのプロトタイプを披露した。同社は「Builder Bot(ビルダー・ボット)」と呼ばれるそのツールを、メタバースの中で新しい世界を作るAIの可能性を見せるための「実験的コンセプト」だと考えている。MetaのCEOであるMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏は、米国時間2月23日に行われたイベント「Meta AI:Inside the Lab(メタ・エーアイ:インサイド・ザ・ラボ)」で、事前録画されたデモを通じてそのプロトタイプを紹介した。(TechCrunch)
2022/02/24
*Meta(旧Facebook)、ユニバーサル翻訳などメタバース構築に向けたAIプロジェクトを紹介
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/24/news073.html
米Meta(旧Facebook)は2月23日(現地時間)、「Building for the metaverse with AI」(AIによるメタバース構築)と題するオンラインプレゼンテーションを公開し、メタバース構築のために取り組んでいる複数のAIプロジェクトについて説明した。
マーク・ザッカーバーグCEOは、メタバース構築にはハードウェアからソフトウェアまで、あらゆる範囲で進歩が必要だが、鍵になるのはAIだと主張した。ユーザーが仮想世界と物理世界の間をスムースに移動し、仮想世界をリアルに感じるためには、ユーザーとAIの間の「より豊かで深いコミュニケーションが必要」だと同氏は語った。(ITmedia)
2022/02/21
*メタバース沸騰が過去のブームと違う訳【動画】
https://toyokeizai.net/articles/-/512942
フェイスブックも社名を「Meta(メタ)」に変更すると発表し、大きな話題を集めました。VRデバイスやスマートフォンを通じて、人々が気軽に交流できる仮想世界に対し、世界中のあらゆる企業が新規事業を立ち上げ、巨額投資を行っています一方、似たようなブームとして、2003年からアメリカのリンデンラボが運営している「セカンドライフ」がありました。過去のブームとはいったい何が違うのでしょうか?(東洋経済)
2022/02/17
*ゲーム業界、巨大ITと競う 仮想空間で先行狙う
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021400155&g=int
【シリコンバレー時事】仮想空間「メタバース」の開発で、ゲーム業界と米巨大IT企業が競り合っている。2028年には市場規模が約100兆円に成長すると見込まれ、ゲーム業界は人気作品を生み出す力、巨大ITはスマートフォンで築いた顧客基盤と資金力を武器に先行を目指している。
ゲーム業界では、離れた場所にいても友人らと交流や対戦ができるゲームを早くから手掛けてきた。人気ゲームの「フォートナイト」では20年に1530万人の同時接続を達成。メタバースの要件とされる人数制限なく参加できる空間が実現されつつある。
仮想現実(VR)ゲームを手掛けるThirdverse(サードバース、東京)の国光宏尚最高経営責任者(CEO)は「場を用意するだけではメタバースにならない」と指摘する。大勢を引き付ける娯楽が不可欠で、それこそがゲーム業界の強みだと語る。(時事通信)
2022/02/15
*いま話題の「メタバース」とは--知っておくべき5つのこと
https://japan.cnet.com/article/35182844/
最近、メタバースの話をあちこちで耳にする。 しかし、メタバースは新しいアイデアではない。この言葉自体は何十年も前から使われてきた。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、3Dコンピューティングといった背景技術に至っては、さらに長い歴史を持つ。この分野の進化を現実世界に適用しようとする動きは何年も前からあり、現在のブームはその1つのピークにすぎない。
過去のブームとの違いは、人々の認識が変化したこと、つまりインターネットを再考する必要性を多くの人が認識するようになったことだ。しかし、この変化がどこまで大規模な変革につながるかを見通すことはできない。結局のところ、メタバースへのロードマップはまだ道半ばだ。これが約束通りに完成するかどうかも分からない。 確かなのは、利益を得る機会を大企業は見逃さないということだ。Microsoft、Meta、Qualcomm、NVIDIA、Valve、Epic Games、HTC、Appleらは皆、オンラインで繋がる新しい方法を模索している。各社がメタバース関連のプロジェクトを単独で推進するか、他社と連携するかは不明だが、今後数年にわたって、メタバースの話題はますます増えることになるだろう。
1. メタバースとは何か 2.メタバースは1つか、それとも複数か 3.メタバースはどのような世界になるのか
4.メタバースにアクセスするために必要な装備は何か 5.メタバースはどこから来たのか (CNET)
2022/02/13
*マイクロソフト、メタバース人材が大量流出 多くがフェイスブックに
https://news.yahoo.co.jp/byline/kokuboshigenobu/20220212-00281841
過去1年間に米マイクロソフトからAR(拡張現実)関連の人材約100人が流出したと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。マイクロソフトはAR端末「ホロレンズ」を手がけている。米テクノロジー大手の多くがARやVR(仮想現実)技術に注目し関連ハードウエアやソフトウエアの開発を急ぐ中、この市場にいち早く参入したマイクロソフトの技術者がヘッドハンティングの対象になっている。
メタは次世代SNSを見据え、「メタバース」と呼ばれるVR空間の開発に力を入れている。2021年7月にはこの分野に取り組む事業部門を設置した。21年8月にはVR端末を利用する新サービス「Horizon Workrooms(ホライゾン・ワークルーム)」を約20の国・地域で開始。アバター(CGで作る分身)を通じて、異なる場所にいる利用者同士が同じ仮想空間内で会議などを開催できるようにした。(Yahooニュース)
2022/02/11
*AR(拡張現実)とは? 最新のARグラスや活用事例を交えてを解説
https://retailguide.tokubai.co.jp/tech/13374/
現実世界にデジタル情報を融合し、拡張現実を体験できるとして、各業界で導入が進んでいるAR。業務効率の大幅な改善に寄与するtoB向けのAR技術や、スマホアプリ向けに開発されたtoC向けのAR技術など、さまざまである。
本記事では、ARの概要と、混同されがちなVR、MRとの違いをまとめた後、AR技術の活用事例を紹介していく。(リテールガイド)
2022/02/06
*メタバースはリアルな世界をどう変えるのか/岡嶋裕史氏(中央大学国際情報学部教授)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e4185ce5b7161fa89732f2014ea36dc060077e8
ここに来て、にわかに「メタバース」に注目が集まっている。
昨年10月、SNSのフェイスブックが、メタバースを事業の柱に据える意味を込めて、社名を「メタ」に変更し、向こう10年間、毎年1兆円超をメタバース事業に投入する方針を発表したのに続き、今年に入ってからはマイクロソフト、ソニーなどのテックジャイアントが相次いで巨額を投じ、著名なゲームメーカーを買収したことで、メタバースが次のITフロンティアの主戦場となることが明確になってきた。実際、最近の株式市場はメタバースの将来の収益性の評価をめぐり、「メタバース関連株」の乱高下で荒れ気味だ。
日本全体では「メタバース」という言葉の認知度はまだ必ずしも高くはないが、ある調査によると、今、50%を越える小学生が「一番遊んでいる」ゲームとして挙げるトップ3の「フォートナイト」、「マインクラフト」、「あつまれ どうぶつの森」は、いずれも広い意味で「メタバース内で遊ぶゲーム」だ。(videonews.com)
2022/02/04
*Activision Blizzard買収・メタバースの展望・ゲームの未来などについてMicrosoftのサティア・ナデラCEOのインタビューが公開中
https://gigazine.net/news/20220204-satya-nadella-microsoft-activision-metaverse/
2022年1月19日に大手ゲームメーカー・Activision Blizzardの買収を発表したことで、Microsoftはテンセントとソニーに次ぐ世界第3位のゲーム企業の地位に躍り出ることになります。そんなMicrosoftを率いるサティア・ナデラCEOに、メタバースやゲームの今後、さらにはActivision Blizzard買収によりMicrosoftが直面する規制問題などについて尋ねたインタビューを、イギリスの経済誌・Financial Timesが公開しています。
ゲーム事業重視の姿勢を鮮明に打ち出しているナデラ氏に対し、Financial Timesは「Microsoftがクラウド企業に移行しつつある中、Microsoftが大手ゲーム会社を買収したことについて、人々はいったいどういうことなのか疑問に思っているのではないでしょうか」と切り出しました。これに対しナデラ氏は「今や、MicrosoftのGame PassやxCloudがゲームの未来となっていますが、その中で私が最も気に入っているのは、『クラウドで動くゲームをストリーミングでプレイできる』という点です。ですから、私にとってクラウドとゲームは、どちらかが副次的なものというわけではなくより統合されたものです」と答えました。
Financial Timesの次の質問は、ゲームが人々の生活にどのように関わってくるかというものです。これに対し、ナデラ氏はメタバースに言及した上で、「こうしたインタビューも、近い将来アバターやホログラムで作られた会議室で行われるようになるでしょう。そして、それと同様のことをずっとやってきたものはなんでしょうか?それがゲームです」と回答しました。(GigaZine)
2022/02/04
*マイクロソフト対ソニーの「ゲーム戦争」、覇権奪取に“メタバース”が鍵を握るワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c6460f73501a421b005fa322aa5934471cc2b70?page=1
ゲーム業界の覇権争いが一層激化しそうだ。1月18日、マイクロソフトはアクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表し、「コールオブデューティ」など人気最上位のタイトルを手中に収める。好意的な報道が多い一方で、「具体性に欠ける」「本当に買収するのか」などの懐疑論もチラホラ。これに続いて、ソニーが2月1日に、米ゲーム開発会社バンジーの買収を発表した。これにより、ゲーム業界の覇権争いが本格化したわけだが、米有識者の間では両社の真の狙いが「メタバース」と指摘されている。当記事では、買収の目的や意義について分析する。(ビジネス+IT)
2022/02/03
*アップルCEOもメタバースに期待…「可能性に応じた投資をしている」
https://www.businessinsider.jp/post-249982
(BUSINESS INSIDER)
2022/01/31
*アングル:動き出す中国メタバース産業、自由な空間に当局の影
https://jp.reuters.com/article/china-metaverse-idJPKBN2K00AT
[北京 26日 ロイター] - 巨大な仮想空間を作り出すメタバース産業は、中国でどのような発展を遂げていくのだろうか。専門家の見立てによると、鍵を握るのは「C」。つまり「clean(清らかさ)」、「censored(検閲済み)」、「compliant(法令順守)」、「crypto-less(暗号資産を使わない)」の4点だ。
ここには中国当局が大きな影を落としている。当局は既にメタバースの開発を厳しく監督していく意向を示唆しており、業界からは成長が阻害されかねないと懸念する声も上がる。
米マイクロソフトによる米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収計画から、旧フェイスブックによるメタ・プラットフォームズへの社名変更に至るまで、世界のハイテク業界は「インターネットの次世代」になるとの呼び声が高いメタバースの構築を競っている。(ロイター)
2022/01/30
*Meta(旧Facebook)、メタバース構築に向けてNVIDIAと共同で高速AIスパコン構築中
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/25/news078.html
米Meta(旧Facebook)は1月24日(現地時間)、AIスーパーコンピュータ「AI Research SuperCluster(RSC)」を発表した。2022年半ばに完成の見込みで、「世界最速になると確信している」という。
RSCは「何百ものテキスト、画像、動画をシームレスに分析し、新たな拡張現実ツールの開発に役立つ。最終的にはAIが重要な役割を果たすメタバース構築のための道を開く」とMetaは説明する。(ITmedia)
2022/01/30
*【特集】全解明 暗号資産&NFT
特集「暗号資産&NFT」を担当した中川雅博です。日々のニュースや取材先との話の中で、なんとなく耳にしていた「NFT」。Non-Fungible
Tokenの略で、日本語に訳すと「非代替性トークン」です。なんじゃそりゃ、と思う方も多いと思います。現に、私もそうでした。特集を組むことになり、いよいよ向き合うことに。
とりあえず、詳しい人が集まる場所に行ってみよう。ということで年末、暗号資産交換所のbitFlyer(ビットフライヤー)社が主催する「NFTクリエイター忘年会」なる会合に参加しました。
「時代はDAOだよ!」「このNFTのアバターかわいい!」「200ETH(イーサ)突破おめでとう!」。なんだか聞き慣れない言葉が飛び交います。
参加者の顔ぶれはさまざまで、趣味でイラストを描いてNFTにして売ってみたら売れっ子になってしまったという人や、オリジナルのアバターを作って仮想空間を作ろうとしている人、20年後に飲めるようになるというウイスキーの所有権をNFTとして売っている人、などなど、知らない世界の話に完全に圧倒されてしまいました。
平たく言ってしまうと、ブロックチェーンの仕組みを使った電子鑑定書のようなもので、特定の画像や動画などのデジタルデータが唯一無二であることを示します。コピペし放題だったネットの世界で、“限定商品”をつくることができるようになったのです。
さらに、NFTを買った人が他の人に転売しても、販売額の一定割合が作者に入るようにプログラムできるのも特徴。これまでは本をブックオフで売っても、著者や出版社にはお金は入りませんでした。NFTはお金の流れを根本から変えようとしています。
ちなみに先ほど出てきた「DAO」とはDecentralized Autonomous Organizationの略で、「非中央集権の自治組織」という意味の言葉です。ブロックチェーン上で発行する「トークン」(証票、NFTもこれの一種)に議決権のような権利を持たせて、トークンの保有者が組織の運営者になるとのこと。アメリカではすでにDAOがベンチャーキャピタルから資金調達を行うなど、株式会社に代わる新たな組織形態として注目されています。
既存の枠組みではちょっと理解が難しい話ばかりですが、特集では大手企業の事例も交えながら、なるべくわかりやすく解説しました。「金儲けをしたい人のポジショントークだ」と言われることもありますが、企業や個人が動き出しているのは事実です。ぜひ本誌を手にとっていただき、新しい世界の様子を覗いてみてください。(東洋経済)
2022/01/26
*メタバース世界が注目 ネット会議にアバターが出席?
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOUC167HM016122021000000
1日の大半をネット上の仮想空間で過ごす──。映画やアニメで描かれてきた未来が現実になろうとしている。これが最近話題の「メタバース(仮想空間)」だ。もともとは米国のSF作家が1992年の小説で登場させた言葉で、「Meta=超越した」と「Universe=世界」を組み合わせた造語。自分の分身となる「アバター」が現実世界のように生活する仮想空間を指す。
実はメタバース自体はそれほど目新しいものではない。2003年にサービスを開始した「セカンドライフ」がその先駆け。3次元(3D)の仮想都市で住人同士が交流したり、土地を買ったり、商売をしたりと“第2の人生”が楽しめることで人気を集めた。身近な例では、任天堂の家庭用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」もメタバースといえる。(日経デジタルライフ)
2022/01/23
*マイクロソフトのアクティビジョン買収は、なぜメタにとって好都合か
https://news.yahoo.co.jp/articles/450fb5aecb75bb5e5c5de0877a6696beb5cf0256
何を言いたいかというと、マーク・ザッカーバーグ率いるメタ(旧フェイスブック)は今後、マイクロソフトの熱心な応援者になるだろうということだ。 マイクロソフトは18日、ゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表した。アクティビジョンは「コール・オブ・デューティ」や「ワールド・オブ・ウォークラフト」といった大ヒットゲームを手がける。規制当局などによる審査・承認にはしばらく時間がかかるとみられ、マイクロソフトは買収完了時期を2023年7月と見込んでいる。(Forbes)
2022/01/23
https://shikiho.jp/news/0/504567
ソニーグループの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」の開発を主導し「プレステの父」として知られる久多良木健氏は、広がりの兆しを見せるメタバース(仮想空間)について懐疑的だ。
久多良木氏はインタビューで、サイバー空間の中でリアル(現実)のように振る舞うメタバースに「何の意味があるのか」と話す。自身が主導する人工知能(AI)スタートアップでも目指す「リアルとサイバーの融合」とは方向性が異なるとの認識を示した。
個人的な好みがあるとした上で、視界を覆うように装着するためリアルとのつながりが断絶されてしまうヘッドセットは「好きではない」と述べた。メタバースを巡っては、米フェイスブックが昨年社名をメタに変更したほか、米アップルも仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を組み合わせたヘッドセットの開発をすすめるなどIT企業を中心に関心が高まっている。ソニーGもPSVRの後継機を発売する予定だ。(会社四季報)
2022/01/23
*日本にいながら米開催のコンサートに“参加”できたり…「そもそもメタバースとは?」 米で報道が本格化
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20220123-00278529
日本の自宅にいながら、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている人気ミュージシャンのバーチャルライブに「参加して体感」できたり、ニューヨークの五番街本店の人気商品を「手にとって自分の目で確認し、購入」したりできる未来もそう遠くはなさそうだ。
「メタバース(Metaverse、仮想現実空間)の多くは、この5〜10年でメインストリームになる」
メタバース元年とも言える昨年10月、メタのマーク・ザッカーバーグ氏は今後メタバース事業に力を入れるために、社名をフェイスブックからメタ(Meta Platforms Inc.)に変更するとプレゼンで発表した際、このように述べた。以降アメリカでは、メタバースという言葉をメディアで見ない日はなくなった。特に報道が本格化してきたのは、今月半ばだ。18日付のニューヨークタイムズと20日付の同紙ポッドキャストはこぞってメタバースを取り上げ、「至るところで耳にするようになった」と報じた。(Yahooニュース)
2022/01/21
*米CESで見た「メタバース」の最前線!(2022年1月21日)
2022/01/10
*Apple、ヘッドセットに「メタバース」要素は採用しない
https://iphone-mania.jp/news-431772/
Appleは今年、同社初の拡張現実(AR)/仮想現実(MR)ヘッドセットを発表すると噂されています。ただし同社はMeta(元Facebook)が提唱する「メタバース」の要素は取り入れない意向のようです。
米Bloombergの記者でAppleの動向に詳しいマーク・ガーマン氏はニュースレター「Power On」において、Appleはヘッドセットの開発において、Metaが提唱するメタバース(ここでは完全な仮想現実の世界を意味する)のアイディアは却下している、と記しています。ガーマン氏によると、Apple社内では「メタバース」は禁句扱いになっているそうです。(iPhone Mania)
2022/01/05
*クアルコムとマイクロソフト、次世代ARグラス向けチップ開発で提携
https://japan.zdnet.com/article/35181613/
Microsoftは、自社の拡張現実(AR)ヘッドセット「HoloLens 2」ですでにQualcommのチップを採用しているが、将来発売するARグラスにもQualcomm製チップを搭載する計画だ。QualcommとMicrosoftはテクノロジー見本市「CES 2022」で米国時間1月4日、将来のARグラス用の新たなカスタムチップに向けた提携を発表した。このカスタムチップを搭載する製品で、Microsoftの複合現実(MR)ソフトウェアとQualcommによるスマートフォンベースのARプラットフォームの融合を目指す。(ZDNet)
2022/01/04
*凸版印刷、最先端IT企業に大変貌を遂げていた…メタバースを主要事業へ
https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_202201_post_272257/
これまで印刷や電子部品の事業を展開してきた凸版印刷(トッパン)が最近、新しい収益源としてメタバース分野への本格的な進出を目指している。印刷技術は人々の知識の向上や豊かな生き方を支えた。トッパンはわが国における印刷技術の向上を通して、人々の生活を支えた企業のひとつだ。メタバース時代の到来によって、人々の生き方は大きく変わり、ペーパーレスなどは加速するだろう。重要なことは、そうした変化に社会全体がしっかりと対応して、取り残されないようにする(社会的包摂を高める)ことだ。そのために、トッパンは大胆に事業構造を見直し、ビジネスモデルの改革に取り組み始めた。
現在、トッパンはメタバースを支えるソフトウェアの創出に集中し始めている。その対象分野は3つに分けられる。同社の主な顧客である企業と行政に加えて、消費者(個人)もトッパンのメタバース事業の対象になる可能性が高い。(Business Journal)
2022/01/03
*ハイテク思想家が予想する2035年の「新たな世界」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e21c5f637019c4f60df020adf5756d22fb8855af?page=1
技術革新がこのまま続いた場合、5000日後の世界はどうなっているのか。WIRED誌創刊編集長で、テクノロジー界の思想家的存在であるケヴィン・ケリー氏は、2035年ごろには「ミラーワールド」という、拡張現実の「もう1つの世界」が到来する、と予測する。その「新たな世界」ではスマートグラスなどをつけて、日常的にバーチャルな世界で働いたり、世界中の人と会話したりできるようになるという。同氏の新著『5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる』から一部抜粋して紹介する。(東洋経済)
2022/01/01
*数億人規模のメタバース実現にはプロセッサの能力足りなすぎ問題
https://news.yahoo.co.jp/articles/980f1612b79f09fce12a2e8aff9301bb07ad9edc
メタバース、メタバースとあちこちで言われていますが、本当にいまのメタバースって、ユニバースをメタ(超越)しているのかというと異議あり。「1つのワールド、1つのエリアに100人くらいまでしか入れないサービスで、超越したバースだと言えるもんだなええっ?」という声もあるみたい。
そこでインテルのプレスリリースを読むと、現実世界と同じデザインや質感のワールドに数億人単位でリアルな自分をそのまま再現したハイレゾ3Dアバターでダイブするには、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングのインフラすべてがパワー不足。インターネットそのものを数段階進化させる必要があるとも書いていました。(GIZMODO)
2022/01/01
*2021年はなぜ「メタバース」の年となったのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcb753d6e6f7483cb65f26b34ecd7b67495119fb
2021年、「メタバース」という言葉が大きく注目されるようになったのは言うまでもなく、FacebookがMetaに社名を変更し、「メタバースを構築する企業」として名乗りをあげたことが契機になっています。
しかしこの変化は、2021年秋に突然やってきたものではありません。注意深くWebの情報を集めていた人ならば、メタバースというキーワードが2019~2020年の段階で少しずつ登場していたことに気付いていたことでしょう。
例えば月間のアクティブユーザー数が1億人を超えるゲームプラットフォームRobloxのCEOであるマット・カーティス氏は、2020年の5月にGamesBeat Summit 2020にバーチャル登壇して「ゲームの未来はUGC(ユーザー生成コンテンツ)にある。そしてそれはやがてメタバースにつながる」と発言していました。
メタバースを体験するためのハードウェアの進化がある意味「踊り場」に達していたことも、メタバースが注目される1つのきっかけとなりました。(ITmedia)
2021/12/30
*メタバースの世界は半導体チップから
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsudakenji/20211230-00274983
Facebookがホールディングカンパニー制を採用し、ホールディングカンパニーをMeta(メタ)と名付けた。事業をさまざまな業種に拡大する時の手続きとして定款を書き直す必要がなくなるからだ。つまり、旧Facebookはこれから先に、SNS以外への事業に乗り出す計画があることを意味している。それがまずはメタバースの応用である可能性が高い。
今のところ考えられている応用はゲームの中で自分のアバターと仲間が一緒に戦ったり行動を共にしたり、ZoomやTeams、WebExなどのビデオ会議を表現するようなことが想定されている。結局、今のところメタバースはVR/AR(仮想現実/拡張現実)の延長で考えられており、人の没入(immersive)体験を表す技術だと捉えられている。「メタバースの最大の特長はテレポーティング機能だ」とMeta社CEOのMark Zuckerberg氏は述べている(図1)。テレポーティングとは、まるでタイムマシンのように場所を瞬間移動するという意味。現実には人間が瞬間移動することができないため、アバターがその代わりを果たしてくれるという考え方だ。(Yahooニュース)
2021/12/29
*医療の可能性広げるARやVR 乗り越えるべき課題も
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3be4bc48f4e55c94272ef817771d05e8a078ef4?page=1
長年、患者が診療を受けるには医師との対面のやりとりが必要だった。その後、インターネットとデジタルな手段を介した遠隔医療(テレヘルス)が登場し、状況はいくらか変わった。 そしてここへきて、これまでの診療のあり方を一変させるような大きな破壊(ディスラプション)が起きようとしている。拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の技術によって、患者と医師のかかわり方にも、以前には想像すらされなかったような可能性が一気に開けてきたのだ。(Forbes)
2021/12/26
*メタバースが「デジタル創作物」のマーケットを作りだそうとしている
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/90424
世界のさまざまな企業が、メタバース構築に向けて走り出した。NFT(非代替性トークン)というブロックチェーンの新しい技術を用いると、メタバース内のデジタル創作物を売買することができる。
フェイスブックは、2021年8月、仮想空間サービス「Horizon Workrooms」を始めた。利用者が自分のアバターを作り、「メタバース」と呼ばれる仮想空間のなかで人々と交流したり、会議をしたり、買い物をしたりする。 同社は、社名をメタと変え、メタバースの企業になると宣言した。そして、このプロジェクトに100億ドル(約1兆1400億円)という巨額の資金を投入する。開発を加速させるため、今後5年間でIT人材を1万人採用するとしている。メタバース計画を進めているのは、メタだけではない。
マイクロソフトは「チームズ」に仮想空間で会議などができる機能を加えるとしている。ドイツのシーメンス・エナジーやスウェーデンのエリクソンは、GPU(画像処理半導体)のトップメーカーである米エヌビディアとメタバースを構築している。
移動体通信技術と半導体の設計・開発を行なうクアルコムは、スナップドラゴン・スペイシーズというAR(拡張現実)開発のプラットフォームを提供し、次世代のヘッドセットやゲーム端末に向けたARアプリの開発をサポートする。ウォルト・ディズニー、ナイキなども参入の計画だ。(現代ビジネス)
2021/12/22
*過熱するメタバース。熱狂を生む2つの潮流とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/67e75905818a8a818ef8657d33145b6f02d0bd58
2021年10月、フェイスブックが社名を「メタ(Meta)」に変更し、メタバースという仮想空間の構築に力を入れていくと発表して以来、メタバース関連の盛り上がりが止まらない。関係する企業の大型調達や専門ファンドの設立も相次いでいる。世界的VCであるアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が主導する「Meta4 NFT Fund I, LP」や、ブロックチェーンエコシステムを開発するEnjin社の「Efinity Metaverse Fund」など、1億ドルを超える規模のメタバースファンドも設立されている。
いま、「メタバース」がこれほど盛り上がっている背景には、かねてからのVR領域の興隆に加えて、ブロックチェーンおよびNFTの広がりも大きく影響しているだろう。現在は、さまざまなステークホルダーの目指すものが、たまたま「メタバース」というキーワードで合流した結果、多くの文脈がからまりあっている状況だ。(Forbes)
2021/12/04
*バズワードとなるメタバースに生じた「3つの誤解」。時制と媒体、そして正統性への課題点
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8b28fd5fb85c78debbe2e00c905886762a4d0e4?page=1
いま、メタバースが熱い。しかし同時に、あまりにも抽象的かつ過激に報道されすぎている気がする。 特にメディアの報道を見れば、何となく「アニメや小説で描かれたように、仮想現実が住処となるシンギュラリティだが、近いうちに到来する未来で、大企業がすでに動き始めている……」など、果たして実現可能性はどれほどあるのか、その未来は本当に明るいものなのかなど、具体的かつ客観的な視点が欠けていると言わざるを得ない。
ビデオゲーム業界で各社に取材する筆者にとって、メタバースは現実的なコンセプトであり、すでに実現さえしているものである。しかしその道は細く、また険しいものだと考えている。よってここで論じたいのは、メタバースの(不透明な)未来より、メタバースの現在から地続きの未来、冷静かつ現実的な目線でメタバースがどう育ち、成功していくのか、そしてそれらは人類を幸福にしうるのかという議論である。(FINDERS)
2021/11/28
*メタバースはインターネットのユートピアなのか、現実の悪夢なのか?
https://www.newsweekjapan.jp/takemura/2021/11/post-22_1.php
<マーク・ザッカーバーグは、ソーシャルメディア企業の社名変更だけでなく、ARやVR分野への関与を強めることで、具体的なアイデアを大々的に宣伝しているが......>
Facebookは2021年10月28日、社名を「Meta」に変更した。これは次世代VR環境である「メタバース」の様々な可能性に、Facebookが本格的に参入することの強い意思表明だった。今やメタバースという言葉は、2021年のバズワードとなっている。しかし、正直なところ、その意味を本当に理解している人は少ない。わからない理由は、メタバースを特定するのが難しいからだ。
マーク・ザッカーバーグは、ソーシャルメディア企業の社名変更だけでなく、ARやVR分野への関与を強めることで、具体的なアイデアを大々的に宣伝している。「メタバース」を目指すのはFacebookの創業者だけではない。最近では、テンセントなどの企業もVR化された未来の計画を発表しており、カリブ諸島の国バルバドスは、2022年にメタバースで初のデジタル大使館を開設したいと宣言している。(Newsweek)
2021/11/21
*メタバース普及のロードマップ予測。カイフ・リー著「AI2041」から
https://www.newsweekjapan.jp/yukawa/2021/11/ai2041_1.php
Facebookが社名をMetaに変えたこともあり、最近またも注目を集めているメタバース。ザッカーバーグ氏は社運をかけての挑戦のようだが、果たしてメタバースは来るのだろうか、来ないのだろうか。日本語未訳の米ビジネス書のベストセラーに『AI2041』という本がある。その本の中で著者のカイフ・リー氏がメタバースの普及時期と可能性について予測している。
同氏は、Googleなどの大手テック企業の幹部を経験したAI専門家。深い技術理解に裏付けられた未来予想なので根拠がしっかりしている。ただ専門知識のない読者に分かりづらい部分もあるので、私なりに周辺情報を交えながら同氏の主張を紹介したい。
・メタバースがスマフォを代替するのは2040年
・2025年にアップルが道を拓く
・ゲーム型メタバースは暗号通貨で一代経済圏に
(Newsweek)
2021/11/20
*フェイスブックが開発中の「触覚グローヴ」は、VRの未来を切り開けるか
https://wired.jp/2021/11/18/facebook-haptic-gloves-vr/
メタヴァース企業を目指すメタ(旧社名はフェイスブック)が、仮想空間で物体を持った際の重さや感触を再現できる触覚グローヴの試作モデルを公表した。このグローヴはメタが思い描くメタヴァースで、視覚と聴覚、触覚の融合によって現実感を高める役割を果たす可能性を秘めている。
フェイスブックは社名を「メタ」に正式に変更したことで、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術にさらに真剣に取り組んでいく姿勢を世界に示した。しかし、それよりもずっと前に、この会社は自らが思い描くメタヴァースの重要な部分を披露し始めていた。(WIRED)
2021/11/20
*突如社名変更Facebookが仮想現実「メタバース」に突撃の理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89418?imp=0
予兆はあったものの、ある日突然、Facebook総裁ザッカーバーグさんが「これからは仮想現実っすよ」と言い始め、会社名まで「Meta」にするという暴挙に出たんですよ。
何かするんだろうなあとは思ってたんですけどね。いろいろと行き詰まって、ドラスティックに変えてきましたねえ。穿った見方をするならば、本件はもちろんビジョンを打ち立てての展開とは言えども、正直、昨今の旧社名Facebook時代は、暗雲立ち込める話ばかりが襲い掛かっておりました。
要するに、テキストや画像のコミュニケーションが主体であったFacebookが、動画ではYoutubeに、動画SNSではTiktokにやられたので、それなら次はメタバースだろうということで一足飛びにフルベットしてきた、というのが正味の判断なのではないかと思います。(現代ビジネス)
2021/11/14
*Metaはグーグルの歴史を繰り返すのか…社名変更、メタバースへの大きな投資
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4cd72a76f832925bff262b48fc0964889d82152
グーグルは2015年にブランドの再構築を行い、「ルーン」、「ネスト」、「ウェイモ」といった野心的なプロジェクトへ投資した。しかし、それらのプロジェクトの多くは、停止されたり、資金を無駄にしたり、グーグルに再吸収されたりしている。
フェイスブック、つまり現在の「Meta」は、同じ運命をたどらないようにしなくてはならない。かつてフェイスブック(Facebook)として知られていた「Meta(メタ)」は、メタバースで大きな賭けに出た。(BUSINESS INSIDER)
2021/11/13
*メタバースを声高にうたわなくてもGoogleは静かに進む
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/12/news136.html
そういうのが、Googleさんのメタバースなんじゃないかと思います。人との交流にはあまり手を出さないのではないかと。なので、このまま「メタバース」というバズワードを使わずに、「ARで生活を便利にする」路線を進んでいくと思います。
Metaによる発表は、なんだか「今度こそプラットフォームになって、AppleやGoogleに気を使わなくてすむようにしたい」という悲壮感が漂いますが、GoogleとAppleは少なくとも今はモバイルの基盤があるので、あわてて名乗り出ずに静かに準備を進めている気がします。(ITmedia)
2021/11/12
*仮想空間メタバースで「仕事」をしてみたら…想像以上に実用レベルで驚いた
https://www.businessinsider.jp/post-245684
映画『マトリックス』や『レディ・プレイヤー1』のように、現実世界のようなメタバースが実現するのはまだ先の話だが、シンプルなコミュニケーションやゲーム、イベントサービスなどの形で、その元となる存在はすでに生まれている。中でもビジネス面で注目されているのが「バーチャル会議」や「ワークスペース」だ。
Facebook改めMetaは8月に「Horizon Workrooms」という新サービスを立ち上げた。注目されたのは、その完成度だ。一方マイクロソフトも11月2日、Metaの新社名発表直後の自社イベントで、「メタバースの入り口」として、Microsoft Teamsを拡張した「Mesh for Teams」を2022年に提供する、と発表した。
これらの技術は、一般メディアではまだ「今後、こうした新しい世界が来る」という文脈で語られがちだ。しかし、実はすでに、その難点や限界以上に「もう既に実用になる」レベルに入りつつある。この記事では、打ち合わせや、ITジャーナリストとしての執筆をメタバースだけで進めてみた実体験を取り上げる。(BUSINESS INSIDER)
2021/11/09
*「メタヴァース企業」になるというザッカーバーグの野望と、“陣取り合戦”からの脱却という課題
https://wired.jp/2021/11/09/plaintext-metaverse-mark-zuckerberg-mobile-do-over/
マーク・ザッカーバーグ率いるメタ(旧社名はフェイスブック)はメタヴァース企業を目指している。だが、これまでのモバイルOSのような“陣取り合戦”に終始せず、プラットフォームの相互運用性を担保して「ひとつのメタヴァース」をつくることができるのか──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。(WIRED)
2021/11/09
*10代がフェイスブックを使わない理由…「高齢者のためのもの」「とても有害に見える」
https://www.businessinsider.jp/post-245195
(BUSINESS INSIDER)
2021/11/06
*「フェイスブック改めメタ」が目指すVRの世界 ゴーグルで体験するバーチャルな空間とは?
https://toyokeizai.net/articles/-/466305
一般に言われるメタバースとは変化、高次、超越といった意味を持つメタ(meta)と、宇宙を意味するユニバース(universe)を組み合わせた造語であり、原典であるSF小説「スノウ・クラッシュ」(ニール・スティーヴンスン著)では、ゴーグルをかぶって見ることができる仮想空間を示す言葉として使われていた。
ザッカーバーグ氏が目指す未来も、VR(仮想現実)ヘッドセットをかぶりバーチャルな3D空間に構築された仮想空間で現実離れした体験ができるという、スノウ・クラッシュに近い軸線上にあるようだ。遠く離れている友人と仮想空間内で待ち合わせ、一瞬で海外へ旅立ち観光を楽しみ、ライブに参加してバーチャル上では密でも実際はお互いに自宅にいるから安全な状態で盛り上がれる。
ザッカーバーグ氏は、仮想空間内の自分自身となるアバターで仮想空間にアクセスでき、仮想空間作りも楽しめる「Horizon Worlds」や、遠隔地にいる同僚と一緒に話せる仮想会議室の「Horizon Workrooms」もアピールしていた。これらのサービスはすでに提供済みで、メタが販売中のVRヘッドセット「Quest 2」で利用できる。このメタの発表は、賛否両論をもって迎えられたが、筆者の観測範囲では否定的な意見のほうが多かった。(東洋経済オンライン)
2021/11/03
*Microsoft、Teamsを“メタバース”に拡張、2D/3Dアバターで会議に参加できる「Mesh for Teams」を2022年順次投入
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1363523.html
Microsoftは、同社が11月2日(現地時間、日本時間11月3日未明)より開催する予定の「Microsoft Ignite 2021」に先だって報道発表を行ない、同社が3月に行なった同名のイベント「Ignite 2021」で発表したMRプラットホーム「Microsoft Mesh」(マイクロソフト・メッシュ)のTeams対応版となる「Mesh for Teams」(メッシュ・フォー・チームズ)を来年(2022年)に提供開始する計画を明らかにした。
Microsoft Meshは、HololensなどのMRデバイスなどを利用してアクセスできる仮想空間で、遠隔地にいるユーザーが仮想空間でコラボレーションしたりするための基盤(プラットホーム)となっている。Mesh for TeamsはそのMicrosoft Meshの機能をTeamsに拡張するもので、Teamsのオンライン会議を2D/3Dアバターで参加することが可能になり、さらにはより没入感のある3Dオンラインミーティングなどの開催が可能になる。(PC Watch)
2021/11/03
*メタバースの勝者を目指せ、ザッカーバーグ氏に共鳴するエヌビディア
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-01/R1WAY3T1UM0X01
・エヌビディアCEOはAIと仮想空間の「伝道師」を長年担ってきた
・今後5年以内に誰もが何らかの形でメタバースにいる-幹部ケリス氏
実際、仮想現実(VR)端末を持っている消費者はまだ限られ、メタバースという概念にはプライバシー懸念のほか、ある種の薄気味悪さも伴う。しかし、フェイスブック改めメタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)以外にも、メタバースに賭けているハイテク業界のキープレーヤーがいる。ビデオゲーム用チップメーカー最大手のエヌビディアだ。(Bloomberg)
2021/10/30
*訪れるのはメタヴァースの時代か、それとも「メタの時代」なのか:フェイスブックの社名変更がもたらす仮想世界のこれから
https://wired.jp/2021/10/29/facebook-connect-metaverse/
「Meta(メタ)」へと社名変更したフェイスブックが、メタヴァースへの取り組みについてのヴィジョンを発表した。「次のインターネット」になるとされるメタヴァースにおいて同社は、人々が現実と仮想世界との間でシームレスに行き来できる環境を目指している。だが、相互運用性の問題などが解決されないことには、それは閉じられた「メタの世界」に終わりかねない。
次の時代に向けた動きのひとつとしてフェイスブックは、仮想現実(VR)の「Oculus VR」と拡張現実(AR)の「Spark AR」といったプラットフォームのアップデートも明らかにしている。これはフェイスブックが提供するメタヴァースのために、より多くのアプリケーションや機能を開発するようデヴェロッパーに働きかける取り組みの一環だ。さらにザッカーバーグは社名を「Meta(メタ)」に変更することも発表し、仮想世界に関する将来のヴィジョンについても強調した。(WIRED)
2021/10/20
*メタバースとは何か IT、ビジネスでにわかに流行
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/102000260/
米フェイスブックは10月18日、「メタバース(巨大仮想現実空間)」を構築するため欧州で1万人を新規採用する計画だと発表した。
IT(情報技術)やビジネスの空間において、メタバースがにわかに流行語に躍り出てきた。この言葉は何を意味するのだろうか。
メタバースという言葉は幅広い意味を持つ。人々がインターネット経由でアクセスできる共有の仮想世界空間の全般を表すための用語だ。メタバースは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)技術を使い、より現実世界に近づけたデジタル空間を指すこともある。(日経ビジネス)
2021/10/20
*フェイスブック、「メタバース」実現へ欧州で1万人雇用
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/10/10-145.php
<フェイスブックが喧伝する次なる技術「メタバース」とは? エンジニアをわざわざ欧州で採用する理由は?>
フェイスブックは10月17日、今後5年間で欧州連合(EU)域内の人材1万人を雇用する計画を発表したとAP通信が報じた。目標は、新たなコンピューティング・プラットフォーム「メタバース」を実現することだ。同社は10月17日付のブログ記事のなかで、「メタバース」計画について語っている。これは、拡張現実と仮想現実を通じてユニークな社会的・経済的機会をユーザーに提供する、未来志向の仮想世界だという。IT各社が開発に力を入れている。(Newsweek)
2021/08/01
*フェイスブックの未来の姿「メタバース」とは
https://toyokeizai.net/articles/-/444593
米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はユーザーが同社の製品にログインするだけでなく、生活や仕事、そして運動までも体験できる「メタバース」(ネット上の仮想世界)の実現を目指していると語った。同氏がメタバースという言葉を公の場で使い始めたのは最近だが、フェイスブックはVRとAR(拡張現実)に投資するなど以前からメタバースの構築を進めてきた。
ただアナリストらは懐疑的だった。エバコアのアナリスト、マーク・マハニー氏はザッカーバーグ氏に、メタバース構築に予定して
いる投資額を尋ねたほか、他のアナリストからも投資利益を得られる時期の見通しなどの質問が投げ掛けられたが、明快な答えは
得られなかった。(東洋経済)
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