<解説:加速するステーブルコインの「社会実装」>

ソラミツ、国内向けステーブルコイン発行コンサルティング事業を開始

― 中銀デジタル通貨(CBDC)の国家規模実績を国内事業者向けに提供 ―

(2025/10)

 

📌目次

・ソラミツってどんな会社?

・新しいデジタル通貨を支える「すごい技術」

・海外へのお金のやり取りが「安く、早く」なる!

<解説:加速するステーブルコインの「社会実装」>

ソラミツ、国内向けステーブルコイン発行コンサルティング事業を開始

― 中銀デジタル通貨(CBDC)の国家規模実績を国内事業者向けに提供 ―

(3025/10)

 

参照:ソラミツ、国内向けステーブルコイン発行コンサルティング事業を開始

 

 

日本のブロックチェーン技術の会社「ソラミツ」は、202510月から、日本で**新しいデジタル通貨(ステーブルコイン)**を作りたい会社を、まるごとサポートするサービスを始めました。

 

ソラミツってどんな会社?

ソラミツは、実は**カンボジアの国のお金(中央銀行デジタル通貨、CBDC)である「バコン」**というデジタル決済システムを作った、すごい実績を持つ会社です。ソラミツはその世界レベルの技術と経験を活かして、日本のデジタル通貨の導入をサポートします。

 

新しいデジタル通貨を支える「すごい技術」

  • 中核技術は「Hyperledger Iroha
    • ソラミツが作った**Hyperledger Iroha(ハイパーレジャー・イロハ)」**という技術が、このサービスの中心です。
    • これは、まるで高性能なスーパーコンピュータのように、1回の取引を2秒以下で完了させ、1秒間に何千回もの取引を処理できます。銀行や国の金融システムにぴったりの、速くて安全なデジタルのお金の土台として、世界中で使われています。 
  • 「まるごと」サポートの内容
    • お金のルール作り: 国の法律(資金決済法など)を守り、不正なお金の動き(マネーロンダリング)を防ぐための仕組み作りを手伝います。
    • システム作り: 使う人が使いやすいお財布アプリ(ウォレット)や、デジタル通貨の仕組みを設計し、すぐに試せるテスト(PoC)もサポートします。
    • 銀行との接続: すでにある銀行のシステムや、スマホ決済のJPQRなどの仕組みともスムーズにつながるようにします。
    • 世界との連携: **SORA Nexus**という技術で、日本のデジタル通貨が世界の他のデジタル通貨ともやり取りできるように準備します。

 

海外へのお金のやり取りが「安く、早く」なる!

ソラミツは、このサービスを通して、企業が**安くて、すぐに海外にお金を送れる(国際送金)**ようにすることを目指しています。

 

  • カンボジアとの接続は完了: ソラミツが作ったカンボジアの**「バコン」**は、すでに日本のスマホ決済(JPQR)とつながっています。この仕組みで、マレーシア、タイ、ベトナム、中国などとも連携し、たった10秒くらいで安く海外送金ができます。
  • さらに広がるネットワーク: 今後はインドやシンガポールなどにもネットワークを広げる予定です。これにより、日本の企業や個人が国際的なビジネスや送金をする際の選択肢が大きく広がります。

 まとめ

ソラミツは、世界で磨いた「国のお金」レベルの技術とノウハウを日本のデジタル通貨の発展に使い、日本の金融システムを大きく変えていくことを目指しています。

 

 

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